青い森鉄道の駅。1891年(明治24年)に東北本線沼崎駅として開設され、1959年(昭和34年)に現駅名に改称。2010年(平成22年)の東北新幹線新青森開業時に並行在来線として経営分離された。この街を生み出した張本人であるが、2023年(令和5年)には無人化されている。
駅舎内。所狭しと並ぶ掲示物には目が飽きない。
ホームに出てみると、下り列車が入線してきた。秋雨の曇天の下、県都へ淡々と車輪を回転させてゆく。
ホームに掲げられた町の案内板。上北町の時代から変わっていない。
駅舎を出ると出迎えてくれるのがこのアーチ。今どきほとんど見ないけれども、このまちでは文字も更新されつつしっかりと建っている。
アーチの傍らにタクシー営業所。「国鉄駅前」の様相がここまで存置されているのも珍しい。三八五流通傘下のタクシー会社だが、八戸・三沢方面の三八五交通とは別会社。
アーチをくぐりすぐの交差点。この辺りは「本町」と呼ばれるみたい。3つの県道どうしが集う丁字路であるけれど、幅員は狭く、歩道もなく見通しも悪い。しかし、古いながらも商店は歯の抜けることなくみっちりと並んでいて、道幅と相まって昭和末期から平成初期の雰囲気が色濃く残されている。
たまに見るたばこ税のステッカー。令和3年度の東北町の収税額が掲出されている。色褪せながらも山田の髪色だけ鮮やかなのがじわじわくるけれど、あなた方の下北よりもこちらの下北のほうが近い。
振り返って駅方面を見る。
本町。街灯が連なり、地銀の看板がある。町場の風景。
駅から正面に伸びるメインストリート。八戸からはだいぶ来たけれど、「デーリー東北」の看板は県南であることを思い出させる。
振り返って交差点方面。
交差点から南町方面。稠密な街並み。
県道の分岐。右折すると十和田へ、少し先を左折すると駅の裏側、旭町へ。
振り返って交差点方面。
県道を折れて踏切方面。
踏切を渡ってすぐ。左折するとユニバースに近いけれど、直進するように促される。
十鉄の停留所。めちゃくちゃ筆。最近は黄色の標柱を見ることが多い。
旭町の通りと県道八戸野辺地線の交点より南を向く。
振り返って交差点を見る。交通標語の長い看板はいつから立っているのだろう。
交差点から旭町、湖畔桟橋方面。桟橋から駅方面に細長く市街地が連なっている。
交差点から県道野辺地方面。この沿道にスーパーやホームセンター、ドラッグストアが立地している。
薬王堂前から交差点方面。のどかな市街地の端っこ。
県道八戸野辺地線沿いに立地する道の駅。2004年(平成16年)に開業し、「湖遊館」という愛称がある。
隣に船が展示されていた。かつて小川原湖の遊覧船として運航していたものらしい。
船についているこのマークは旧上北町章。「北」を小川原湖の波になぞらえて図案化したのだろう。
高台から見渡してみる。灰色の空を鏡写しにした湖面に動きはない。
先ほど歩いてきた上北町の街の方面に視線を送る。それほど高くもないので、あまり上からは見えない。
湖面には遠くに鳥の群れ。カモの何かだろうか。